つれづれなるままに〜屁理屈大王日記98〜
9月某日:今期のNHK市民大学で 御存知 斎藤学の家族の闇を探るがおもしろい。
いかにいわゆる大人になるのかが難しいという感じだ。
そんなおり、
「不良中年は楽しい」嵐山光三郎、講談社
が目にとまり、購入。
もしかすると、大人の不良っていうのは不良じゃなくって
本来の姿かもしれない。
男の子はおとこらしくとかと同じで、
いわゆる大人というカテゴリは年齢版のジェンダーとも解釈できる。
09月04日
我が家のベランダ園芸は季節の終わりにバーゲンになっている苗を
半ば救済気分で買ってくるということが多く、
例に漏れず8月の終わりに すでに からまる という様相の
50%OFFのアサガオを買ってきて半月。
涼しくなった朝に種や枯れ葉も混じってまだまだ咲いている。
狸トレンド再び(98年11月)
先日のフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」
は深田恭子、吉田拓郎の組み合わせで、なんとも話が合わないスリリングな
対局だった。その前日の日本テレビのドラマ「世紀末の詩」では松本恵が出ていた。
お恥ずかしいが深田恭子と松本恵の区別は最近やっとつくようになった。
そういえば、NTTドコモの本上まなみ、えんくみ こと遠藤久美子、
ちょっとセクシー系の吉田里深など見渡してみると狸顔系が最近の1つの
トレンドかもしれない。
無理を承知でもう少し分析してみよう。縄文/弥生系と分ければ縄文系、
狸パラメータの第1因子はみための顔の縦横比。しかし従来の狸トレンドと
ちがうところは、みんな背が高い。参考までに163cm、163cm、168cm、165cm、
163cm(登場順)である。
ところで顔写真を含めこれらの情報はすべてインターネットでそろう。
やはりインターネットはお宅促進装置かもしれない。
名前と顔の一致しない人のためにアドレスを紹介しておく、
すべてyahooから参照した。
深田恭子
http://www.horipro.co.jp/talent/
http://www.cyborg.ne.jp/~suehiro/kyoko.html
松本恵
http://www.megu.com/
本上まなみ
http://plaza26.mbn.or.jp/~254nm/
遠藤久美子
http://www.netlaputa.ne.jp/~SAWYER-A/idol/endoh.htm
吉田里深
http://members.tripod.com/~calenytan5/satomimain.html
これは美しい!!(98.10リリースのまきはらのCDより発見)
テレビCMのiMACを見ると掃除機に見えてしまうのは私だけであろうか?
98年某月某日:苦労という構造
深夜のテレビでお遍路さんをやっていた。
島森路子が客観的にたずねている。
そんな中のインタビュで「どこがいちばんいいですか」
「苦労をしたあとの達成感」といったやりとりがあった。
お遍路は決して嫌いでないし、実際10数箇所をたずねている。
しかし、このコメントにはいささか疑問を感じる。
なぜなら、真の達成感には苦労は見えないはずと思うからだ。
なんとなく素人くさく感じてしまう。
「プロはそんなに汗はかかない」違うだろうか。
少し視点が違うが、いわゆる目上の者に対しての
「おつかれさま」も耳ざわりな挨拶だ。
いわゆる目上の者はあなたよりもプロなわけで、
したがってあなたより疲れない。
そんな相手に労いの言葉はいらない。
マクドのバイトじゃないんだから。
神様と暮らすということ(98.11)
..先日、某学園前の大規模マンションのダイレクトメイルが届いた。
敷地面積は1万平米を超えていたと思う。
「このブロックまるまるぐらいの広さか」と思いながら小さな祠のある角の路地を自転車で曲がった。
..ご存知と思うが、大和郡山界隈は古い町のなごりがいたるところにあって、
夏ともなると地蔵盆がいたるところで行われている。それにちょっとした祠なども多数点在する。
これらの小さな「神様」の御利益のうんぬんを議論する気はないが、とにかく環境として
「神様」が点在する。1万平米に1つ以上はあるだろう
..前述のマンションだけでなく、たとえば新興住宅地であっても、公園は作るが、何のゆかりもないのに
お地蔵さんはつくらないだろう。逆に新設したとしてもよほどうまく作らないと、
なにか事故でもあったのかと思ってしまう。
..神様と暮らすということは意外に難しいのかもしれない。
メディア社会が要求するもの(98.12)
...メディア社会、マルチメディアといわれだして久しいが、
Webでも動画が普通に見られるようになったし、もう一方のマルチメディアの旗手CSもようやく普及しはじめたようだ。動画イコールマルチメディアではないが、動画はキーとなるメディアだろう。
...そんな折り、U局の夜のビジネスニュース番組で98年のデジタルの目立ったもの特集のような
コーナがあった。98年の人気商品がいくつかとりあげられていて、そのなかで
湯川専務も紹介されていた。
湯川専務本人ではなく社長談として、なぜ湯川専務を起用したのかという問いに
「顔がいい、度胸がある。」などと経緯が語られていた。
確かにマルチメディアとして要求される要素に「顔がいい、度胸がある」は不可避であろう。
ちょっと違うかもしれないが広末なんかも「顔がいい、度胸がある」である。
...少し視点を変えてみよう。規模が違うかもしれないが、DTPが一般化して、
ワープロ原稿の最終的なデザインに関して、分業も可能だが、そこそこできてあたりまえという
風潮が一般化してしまった。.TXTファイルでなく.DOCが求められる。
この構造から類推すると、.HTMLでなく.AVIが求められるようになるのかもしれない。
...このような予想もできる。少し未来のホームページのスタンダードを考えてみよう。
ホームページはテレビ局の様相でないと生き残れない。エージェント技術とくみあわさり
動画のページ主がクライアントの要求に答えたりする。
そこまでインタラクティブにならなくとも、音声付き動画を感情の圧縮率から考えると
実は一番圧縮率がいいかもしれない。1MB以下の情報量なのに一番感情が伝わる気がする。
99年につづく