MS−IMEメモ
MS-IMEは、Microsoft社が開発した日本語入力システムで、
WindowsNTにはMS-IME97が標準で搭載されている。
MS-IMEの環境設定
日本語を入力する前に、まず日本語入力システムがONになっているか、
ツールバーが表示されているか確認する。
日本語入力システムがOFFの場合、キーボードに刻印されている文字が表示される。
ツールバー表示されていなければ、[半角/全角]キーと[ALT]キーを押すと、
以下のツールバーが画面に表示される。
ツールバー表示されていれば、日本語入力システムがONになっているが、
ツールバーで、以下のように左端の文字が「A」の場合、
キーボードの文字がそのまま入力される直接入力モードになっているので、
[半角/全角]キーと[ALT]キーを押して
左端の文字が「あ」で表示されるひらがなモードにする。
日本語入力システムを使うのを止める場合も、[半角/全角]キーと[ALT]キーを押す。
キーボードの文字がそのまま入力される直接入力モードになる。
[注意]入力モードを切り替える[半角/全角]キーと[ALT]キーを押す操作は、
トグルスイッチで1回ごと反対のモードになる。
入力モードの切り替え
ツールバーの左端の文字の部分をクリックすると、
以下のようにメニュが表示され、入力したいモードを選択できる。
全角文字と半角文字
日本語の文字は、漢字の大きさを基準とし、
漢字1文字分の大きさで表示される文字を「全角文字」、
半分の幅で表示される文字を「半角文字」という。
一般的には、
「ひらがな」
や「漢字」は全角文字で、
英数字記号は半角で入力すると考えておけば無難である。
「カタカナ」
文字は、半角文字と全角文字があるが、
文字のサイズや縦横比を自由に変更できるので、無理に半角で入力する必要はない。
漢字への変換
ローマ字表記で文字を入力すると、
アンダーラインが付いた「
ひらがな」
で文字が表示される未確定状態になる。
ここで、「スペース」キーを押すと、対応した漢字に変換され表示される。
同音異義語がある場合には、「スペース」キーを2回、3回・・・と押すことによって、
複数の候補を表示させ、その中から適切な一語を選択し「Enter」キーを押すと文字が確定する。
「ひらがな」 として入力された文字を、「カタカナ」や「英数字」に変換するには、
未確定状態でファックションキーを押す方法がある。
<F6> ひらがなに変換
<F7> カタカナに変換
<F8> 半角に変換
<F9> アルファベットに変換
<F10> 直接入力