DVDからの画像の取り出し



DirectShowにはDVDナビゲータなどDVDを扱うフィルタが用意されている。 これらのフィルタにサンプルグラバを組み合わせればDVDからのフレームキャプチャが 可能なはずである。しかし、このような接続はできない。 考えてみれば、DVDからのグラバが可能であればDVDのデジタルコピーができるわけで 著作権がまったく保護されないことになる。 しかし、計測対象として取り出したい場合もあるので、緊急避難的な方法を試してみた。

アナログビデオ出力のあるDVDプレーヤを用意する。 Dcp_22280001.jpg

Dcp_22300001.jpg

このアナログ出力取り込むMPEG2キャプチャボックスも用意する。 Dcp_22360001.jpg

この組み合わせでMPEG2ファイルにキャプチャする。 DVDから30分程度取り込むと以下のようなファイルが生成される。

この .hnl ファイルは ほぼ MPEG2ファイルで、関連づけをメデイアプレーヤにすると エラーメッセージが表示されるが、無視して進むと再生できる。

しかし、Uleadの編集ソフトでは.hnlは読み込まれないので.mpgとリネームする。

リネーム後は問題なく取り込める。

MPEG2よりもDirectShowなどから扱いやすいMPEG4に変換(レンダリング)してみる。 画面サイズも小さくし、ファイルサイズ1/4程度のファイルにしてみる。 MPEG4コーデックはWindowsMediaToolなどをインストールしておけば利用可能になる。



P3-600MHzでレンダリングに2時間程度かかる。