TVウォッチ:夏休み編

夏休み某日:
★10代に向けたデジタルアート入門講座   「デジスタ・ビギナーズ 2003夏」 に明和電機がでていた。明和電機はデジタルでなくアナログな気がするが。 それと、なんでもコンテスト風にしてしまう最近のETVの戦略は少し 食傷ぎみだ。
夏休み某日:
ハイビジョンスペシャル 「CG復元ドキュメント〜よみがえる爆心の町」
   広島猿楽町のCGによる再現、美しい。タイトルはハイビジョンとあるが525iだった。
同日:
日曜美術館、もうひとつの明治美術 −明治美術会から太平洋画会へ、静岡県立美術館8月20日まで おもしろい、静岡は間に合わないが、 岡山県立美術館で 12月16日(火)〜H16年2月1日(日)まで開催、 機会があれば行って見たい。 サントリーミュージアムでミッフィー展8月末まで、 サントリーミュージアムらしい展だ。行って見たい。
翌日:世界・わが心の旅
「望郷の大連」(映画監督)山田 洋次 95年制作、大連も大きく変貌している都市の1つだが 番組のころはまだ満鉄宿舎等、日本の跡が残っている。 侵略なのだけれども、残した文化(と呼ぶのは不適切だが) はどう消化されているのだろうか。
 猿楽町にしても、もうひとつの明治、そして、大連にしても今よりずっと 地域社会が濃厚であった気がする。それともただの錯覚か。

8月某日:戦争の足音

NHKの特番、米朝の間で奔走する韓国外交を紹介していた。 依然、ニュースでもイラク関連の話題がとぎれず、 再放送のはじまった大地の子がひどくリアルに思えてしかたがない。
そんなおり、新聞で、中道左派は死に体のアヒルか、いやそうではない (アンソーニー・ギデンス、読売新聞)、 といった論文が目にとまった。  そういえば、そんな恒久的な平和を夢見させる時代が ほんの少し前にあったことを思い出した。

2003年7月7日(月):TVウォッチ

フジ系新連ドラ、「僕だけのマドンナ」、非常に今ひとつ。 「君はペット」みたいな不可解な男女関係をねらったんだろうけど。 長谷川京子がいまひとつのりきれてない?更に、こんな仕上がりをフジが許すことこそ不可解。
○ETV:フランス語会話で素描家、 フィリップ・ワイズベッカーが紹介されていた。 日本にきて道具を描いたシリーズを発表したそうだ。なかなか、よろしい。

07.03木

音響学会誌に認知科学の本
ハイデガーと認知科学 門脇 俊介 (編集), 信原 幸弘 (編集) 、産業図書
が紹介されている、おもしろそう。
フジの新ドラマ、「Drコトーの島」北の国から的不幸満載破滅的なのり。 柴崎こうが野性的でよろしい。
今日もイラク復興支援についてのニュース多数。 そういえばイギリスではイラクのレポートの疑惑で ブレア首相は大問題になっているようだ。 そんなおりにアメリカはブレア首相に金メダルを授与するそうだ。 アメリカはどこまで独りよがりなんだろう。

2003年6月某日:TVウォッチ

ETV、日曜美術館で伊藤忠太の展覧会が紹介されていた。 伊藤忠太といえば、東京の 築地本願寺の設計者である。 関西にもやってくるようで、9月、 キリンプラザ のようだ。見に行かねば。
9月6日〜10月5日「建築家 伊藤忠太の世界展」
伊藤忠太について、例えば
住について考えるための基本図書@住総研

2003年6月:スローフード、スローライフ

最近のエスティマのCMでスローライフという言葉がつかわれている。 スローフード的な意味の拡張のようだ。 そんなおり某N県広報の知事の巻頭でも スローフードが語られていた。何をいまさらという気もするが...。

5月7日(水):TVウォッチ

	NHK歴史のも、(広い意味で)官軍大久保利通の話。
	ところで、明治維新な人たちはどうしてだれも
	大統領になろうとしなかったのだろう。
	大久保利通もしっかりみかどをかついでいる。
	ペリーがやってきたくらいだから
	大統領という概念はすでに伝わっているはずだ。
	知る限り、その気があったのは榎本武揚くらい?
	TBSドラマペット??、意外におもしろい、はまってしまった。
	続いて、news23、特集はスローライフのすすめ。
	障害者の旅と高野山の旅。
	熊本はユニバーサルデザインを進めているそうだ。
	LRTも走っている、乗ってみたい。
	お遍路は夜しないそうだ、重い言葉だ。
	スローライフだからこそ、あえて、
	もっとドライな切り口にしてほしかったかな。
	news23ではパナウェーブは他局と比べあっさりとした扱いな気がする。
	あっさりはいいが、パナウェーブな集団を求める人たちが
	潜在的にいるのだといった事実を掘り下げてほしい。

4月某日:おそるべし山水電気

はじめに、「おそるべし」は敬意と好意をもった驚きとして使用していることを ことわっておく。TVショーの某ニュースステーションを 「風がなくとも回る風力発電」という「いかにも」なタイトルにひかれ みてみると、おなじみの「ゼファー」であった。 ところが、創業者があの山水電気の創業者であることを知って驚いた。 風力発電にもまだまだ改善の余地がありそうだ。とにかく痛快な紹介で あった。

2月某日:揺れる大理石風の階段

 某天王寺駅でのことである。旧関西線ホームは関西空港行きの特急やらが乗り入れるようになったせいか 逐次床の張り換えなどおめかし工事が続いている。
 階段も新しくなって、たぶん人工大理石なのだろう、とにかく表面は石の感触である。 だがしかし、その設置?は重量鉄骨のようで、踏む度に、いわゆる鉄の階段的柔らかさを感じてしまう。 床材に人工大理石の使用は一見高級感を出したい演出なのだろうけど、 がんとして揺るぎないからこそ高級なわけで、揺れてしまえば、ひどく軽薄な印象を持ってしまう。 もっと揺れても不自然でない素材はないのだろうか、たとえば、硬質な木の床材であるとか。
 代替案の検討はともかくとして、このようなうわべだけの演出はそろそろ卒業してもいいのじゃないだろうか。

1月某日

いつの頃からか、正月はオペラのシーズンのようで テレビ番組でもいくつか行われていた。 そんな中、以前紹介されていた新垣勉のことを思い出し、 正月明けのCD屋で購入。
開口一番ではないけれど、開音一番、なんてひどい録音なのだろう。 今時どうしてこんなキンキンしたホールのエコーのようなとりかたをするのか、 魅力が半減だ。
不況がこういう業界の実力も低下させているのだろうか。