モルフォロジー演算を用いた動画像処理に関する実験
土井研究室 武山和央
研究目的
本実験では、与えられた動画像のデータを立体に表し、「モルフォロジー演算」のerosion・dilation・opening・closingを用いて処理を行う。
平面図におけるモルフォロジー演算図 平面図へのプログラム処理方法
図に示す処理を用いてモルフォロジー演算の処理実験を行っていった。
(a)
構造要素 (b)ペイントで描いた物体(c).(b)
にerosionした図 (d).(b)openingした図図
平面の図にモルフォロジー演算を施した結果図が示すように特定物体の抽出は成功した。
動画像を用いた立体表示
図
Direct3Dの立体表示の処理方法結果をあらゆる所から見るためこの処理を施す。
図 動画から切り出したフレームの画像
この図を用いて立体の処理を行った。
図 二値化した画像
図を二値化し反転させた。
図 二値化し反転させ元の色をつけた画像
二値化し反転させた画像をより見やすくするため電車に元の色をつけた。
この画像を立体にするため、
DirectXサンプルプログラムのProgressive Meshの立体cubeを表示した。図
DirectXサンプルプログラムのProgressive Meshを用いて表示したcube図cubeに画像を貼るための処理
図のような処理を行いcubeに画像を貼りつける。
図 cubeに電車の画像を貼りつけた画像
図のようにcubeに画像を貼ることが出来た。
図 cubeの表面に貼りつけた画像を連続させ立体にした図
cubeに貼りつけた画像を連続させ図のように立体で表示した。
4.むすび
研究成果として、平面にモルフォロジー演算を施すことができた。また立体の画像にモルフォロジー演算を施すまでには至らなかったが、動画像を立体に表示することにも成功した。