様 式 6

平成17年度 研究成果報告書

研究実施者氏名

所属学科

研究実施期間

土井 滋貴

電気工学科

平成17年4月〜平成18年3月

研究課題

多次元のセンシングとドライブに関する研究

予算配分額

 190千円

執行額

 190千円

 

研究成果の内容

(800字程度で記入願います。また適宜、新聞、雑誌等の掲載記事切り抜きを貼付して頂いても結構です。)

平成17年度は高機能なセンシング方法についての研究の一環として、昨年度の成果をふまえ多次元に着目した入力と出力、つまり、センシングとアクチュエータの両面から多次元のセンシングとドライブの可能性と、その利便性、有効性について検討した。

 センシング系は以下の1、ドライブ系は以下の2のテーマについて研究を進めた。

1.振動型面センサ

 広範囲な計測領域をもつ面センサについて検討した。本面センサは既存の圧電素子を計測対象に配置することによる、自由度の高い多次元計測を実現できた。成果については以下の発表を行った。

(1)河田、土井:しゃべる卓球台、ゲーム学会第4回全国大会

(2)河田、土井:振動型平面位置センシング法、平成18年電気学会大会

(3)土井:ピエゾ型面センサ、ビジネスフェア南都(展示)

詳細は以下のwebページにて公開した。

http://wwwdoi.elec.nara-k.ac.jp/html/doilab/lab2005/bfnt/index2.html

2.圧電型サーフェスモータの製作

 多次元ドライブの1種であるサーフェスモータを圧電素子アレーによって実現した。その原理と動作について試作機を作成し検討した。成果については以下の発表を行った。

(1)坂本、土井:圧電振動板を用いたサーフェスモータの開発、11回電子情報通信学会学生発表会

詳細は以下のwebページにて公開した。

http://wwwdoi.elec.nara-k.ac.jp/html/doilab/lab2005/sinmen/index.html